長旅のお供

キャンプやツーリング、バックパッカーなど、旅やアウトドアで得た知恵と知識とこだわり

寝袋とマットについて

寝袋。

シュラフスリーピングバッグとも言います。

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寝袋とマットがあれば大体どこでも快適に寝ることができます。

でかくてかさばる布団を持つ煩わしさから自由になる喜び。

寝袋とマットにはそれがあります。

寝袋は肌触りもいいですよね。

あの柔らかくてつるつるした妙な気持ち良さ、

好きな方も多いと思います。

 

 

寝袋を長いあいだ使うために

 

寝袋を洗濯する

自分が使用しているのは中綿が羽毛(ダウンやフェザーとも言いますね)の寝袋で、

洗うときは洗濯機の手洗いモードで丸洗いしています。

干す際には中でゴワゴワになった羽毛の塊をほぐしながら干してますが、

「こんなになって本当に元に戻るんかいな^^;」

と毎回心配しながら干していても、乾いた後は見事またほくほくのふわふわ、

今のところまだ暖かく使えています。

使い始めてもう15年ぐらいになりました。

以外と持つものです。

 

中綿の羽毛と化繊での違い

寝袋の持ちは、中綿の材質や保管方法にもよると思います。

前の寝袋は中綿が化学繊維のものを使っていましたが、

5年ほどで中綿がだんだんへたっていってぺちゃんこになってしまい

全く暖かくなくなりました。化繊は羽毛に比べへたりやすいそうです。

(それでも5年は持ったのですが)

 

寝袋の保管法

寝袋は袋に入れっぱなしの状態ですと

中綿が常に圧縮された状態になりへたりやすいそうです。

なので使わないときは外に出しておき、使うとき(持ち運ぶとき)に

袋に詰めた方がいいそうです。

その方がへたりにくいとのことでした。

今自分は普段でも家で広げて布団と一緒に使ってますので

逆にそれがいいのかもしれません。

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掛け布団=寝袋、敷き布団=マット

快眠を得るには寝袋だけでは不完全です。

寝袋は布団でいうとこの掛け布団や毛布のようなもので、

寝袋だけで床の硬さやごつごつ、冷たさを遮断するのは無理です。

快眠するには敷き布団がいります。

それがマットです。

逆に言うと夏場などは寝袋がなくてもマットさえあれば眠れます。

シュラフとマット、これらが揃ってはじめて布団と同じ機能を果たします。

 

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布団のバックアップ、代替として

寝袋とマットはキャンプだけでなく、車中泊や災害時、

来客時の布団の予備としても非常に有効ですので

ぜひ1組以上持っておくことをおすすめします。

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購入の際の注意点

 

寝袋なら断然化繊より羽毛!でもマットは?

寝袋ならお金さえあれば問答無用で羽毛のものをおすすめします。

軽くて暖かくて長持ち、全て化繊の上を行くと思うからです。

しかしマットの場合は小さくて軽いけど値段が高く壊れやすいエアマット、

大きくてかさばるけど安くて壊れにくいウレタンマットと

価格を超えた一長一短がありますので、どちらを持つかは悩むところです。

両方とも持っておいてもいいかもしれませんが、

荷物の大きさに余裕があればウレタンマットで十分な気がします。

 

耐寒温度に注意

寝袋には耐寒温度、快適睡眠温度というのが設定されてますが、

有名でないメーカー製は数字を盛ってるところが多いようですので、

購入の際は注意してください。

自分は西日本の平野部や夏山、東南アジアなどが主な使用場所なので

-5度ぐらいまで耐えられるものを使ってます。